日光いろは坂

いろは坂

48のカーブがあるいろは坂

いろは坂は、日光市街と中禅寺湖・奥日光を結ぶ観光道路で、下り専用の第一いろは坂と上り専用の第二いろは坂を合わせると48か所もの急カーブがあるため「いろは坂」と呼ばれています。
カーブごとに「い」「ろ」「は」の看板がある道は、標高差が440mもあり、秋には日光で最も紅葉の美しいスポットとしても知られています。
第二いろは坂途中の明智平展望台からは、男体山、中禅寺湖、華厳の滝を一望でき絶景の一言です。
日本の道100選にも選ばれており、毎年多くの人が訪れるため渋滞が多いので、平日早朝に訪れることをオススメします。

いろは坂の見どころ

ベストシーズンは紅葉シーズンです。
奥日光の紅葉は例年9月下旬から約2カ月にかけて日光市街へ降りてきます。その途中に位置するいろは坂の鮮やかな紅葉を楽しめるのは10月中旬から下旬にかけてです。
いろは坂は高低差が400mもあるので、坂の下から上へと変化していく紅葉のグラデーションが楽しめます。
カエデやツツジ、ナナカマド、カツラなどの木が見られます。

いろは坂を走る

日本の道100戦にも選ばれるいろは坂。一番の特徴はその由来にもなった連続するアップダウンとワインディングです。
440mもの標高差を約16kmでつなぐため、斜度じゃかなりありますが、基本二車線あり一方通行のため、センターラインをはみ出してくる対向車に気を付ける必要がありません。初心者でも安心して走れるでしょう。
ただし、ヘアピンカーブが連続するため、油断は禁物。取り締まり強化地点なので、スピードの出しすぎにも注意しましょう(渋滞が多いのでスピードを出しすぎることはないかもしれませんが…)
紅葉のシーズンになると多くの観光客が訪れるため、渋滞も頻発しますが、それでもなお人気のスポットです。
気持ちよくマイペースで走りたいなら、シーズン外に行くといいでしょう。
いろは坂の登り「第二いろは坂」のヘアピンカーブの連続を走り17番目のカーブに当たる「れ」の標識近くに黒髪平展望台があります。
ここからはいろは坂の代名詞であるつづら折りの急坂が眺められます。紅葉シーズンは争奪戦になるほどです。
次に目指すは明智平。第二いろは坂を登った終点近くにある明智平は人気スポットのひとつです。
明智平から眺める中禅寺湖、華厳の滝は絶景で、訪れたならぜひ見ておきましょう。

いろは坂のようなワインディングを走る場合はタイヤのコンディションも重要です。すり減ったタイヤや空気圧が適正でないタイヤで走ると事故のリスクが高くなるので、気をつけましょう。