バイクの積載について

バイクの積載について

バイクは車と違いツーリングに行く場合、積載量の問題が発生します。
もとよりバイクは荷物を運搬する目的の乗り物ではないので工夫しなくてはなりません。
そこで今回はバイクの積載方法について紹介します。

日帰りツーリングの場合

日帰りツーリングなら、たくさんの荷物を収納するツーリングバッグは必要ありません。
しかし、地図やスマートフォンの収納場所、突然の雨でも大丈夫な防水仕様、走りの邪魔をしないデザインなど、ツーリング用のバッグを選ぶポイントはたくさんあります。

リュック

バイクの運転では両手を使うので、両手が使えて多くの荷物を詰められるリュックは便利です。
しかし、長時間走る場合、じわじわと体力を奪っていくのでできればタンクケースやパニアケースなど、バイクに積載できるものにしましょう。

シートバッグ

バイクのタンデムシートまたはキャリアにベルトで固定するリュックと同じような素材でできたバッグです。テールバッグ、リアバッグとも呼ばれています。
日帰りツーリングなら8~20Lあれば十分でしょう。
シートバッグは汎用品なので、どんなバイクにも取り付け可能です。僕が乗っているYAMAHA XTZ125といったオフロードバイクのようにシートや車体が細いものでも固定できます。
気になる防水機能ですが、防水加工されていないシートバッグでも少しの雨なら浸水しないでしょう。念のため荷物を防水カバーに入れておくと安心です。

リアボックス

バイクのキャリア(荷台)に常設するボックスのようなもので、これがあれば日帰りツーリングは事足ります。
ハードケースなので内容物のパッキングは気にする必要がありません。キャリアに装着しているので運転の邪魔にもなりません。
雨が降っても中身が濡れる心配がないなど、いいこと尽くしです。
ただ、バイクによっては見た目を損なうので、抵抗がある人もいます。

積載に関する法律

バイクの積載は場所や重量が決まっていますので、注意してください。
積載する場所は「乗車もしくは積載のために設備された場所」となっているので、シートバッグやリアボックスへの積載は問題ありません。
積載できる荷物の重量や幅、長さ、高さについても決まっていて、50ccの原付だと30kg、それを超える場合は60kgとなっています。
125㏄でもリッターバイクでも同じなので注意が必要です。
また、荷物の積載で車体からはみ出だしてもいい寸法は長さと幅は積載装置から+30cmまで、高さは地上2mまでと決まっています。